病理診断科

診療科各科で採取された組織、手術で摘出された組織や臓器について、病理組織学的診断を行っています。

担当医紹介

山﨑 義一

病理診断科部長

山﨑 義一

やまさき よしかず

病理診断科を担当しています。当院での病理部門の業務は、消化器、呼吸器などの内視鏡検査で採取された生検検体、および外科系診療科の生検検体や手術で摘出された組織、臓器について病理組織診断をすると共に、病変の広がりやリンパ節への転移の有無を検索しています。 
そのほか、悪性腫瘍の手術中に迅速病理標本を作製して、腫瘍が完全に切除されているか判定し、切除されていない場合は追加切除を主治医に依頼することもあります。
特に近年の乳癌手術では術中迅速病理診断が必須となっています。乳癌手術で患者さんへの侵襲を軽減するため、乳房部分切除やセンチネルリンパ節(がん細胞が一番先に転移するリンパ節)の検索が行われるようになりました。術中の迅速病理標本にて乳房部分切除での断端の確認や、センチネルリンパ節の検索で転移のない場合には腋窩リンパ節廓清を回避できるようになっています。
病理診断は、患者さんに対しては最終診断を下すことになりますので、責任の重大さを感じています。
病理診断医は直接患者さんの診察をすることはありませんが、各科の医師と連携して 病理組織診断を通じ、質の高い医療に貢献できるように努めています。

専門分野

病理組織学的診断、小児病理、乳腺病理、病理解剖

資格

Hosogi Hospital

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